令和3年3月2日（火）午前10時より第7３回卒業式が挙行されました。
　今年も昨年と同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、代表以外の在校生は出席せず、卒業生と保護者、限られた来賓のみの式となり、同窓会からは同窓会長 長岡義明氏が出席されました。全参加者が常時マスクを着用し、式次第も一部割愛されましたが、厳かな式となりました。

　長岡会長からは祝辞として、「大聖寺高校三年間で学んだことを心に刻み、チャレンジ精神と向上心を持って新しい出会いに立ち向かって下さい。」との言葉が卒業生に贈られました。
　また、今年度より新しく校長に就任した土山樹一郎校長からは 「立ち向かう問題も複雑化し、答えのない世界を生きるために、本校で培った「主体性」を存分に発揮し、イノベーションを発生させるために必要な「多様性」と、異なる特性を持った者同士が共通な目標に向かう「協働性」を心にとめ、地に足の着いた行動を期待する」との言葉が送られました。

　答辞では、野球部の主将として活躍した河村幸造くんが、3年間打ち込んだ野球で培ったこと、先生方、家族への感謝のことばを述べ、また、後輩たちには「時間は待ってくれない、やるべきことをどんどん取り組んでほしい」と話してくれました。
　
　同窓会から卒業生へ卒業証書ホルダーが記念品として贈られ、156名の卒業生がそれぞれの道に向かって巣立っていきました。