令和５年3月２日（木）午前10時より第7５回卒業式が挙行されました。
　今年も昨年と同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、代表以外の在校生は出席せず、卒業生と保護者、限られた来賓のみの式となり、また、式次第も一部割愛されましたが、厳かな式となりました。同窓会からは同窓会長 永山信也氏が出席されました。

　永山会長からは祝辞として、「今までの感謝の気持ちを恩返しするつもりで、自信を持って歩んでいって下さい」との言葉が卒業生に送られました。
　また、米口一彦校長からは、 「これからの人生においては思い通りにいかないことも多く、ともすれば人はそんな時反射的、刹那的な行動に走りがちですが、一度止まり、相手を思いやり、その心情をおもんばかる寛容な心を持つ人であってください。また、自分を変えられる人であってほしい。」との言葉が送られました。

卒業生代表答辞の北河倖花かさん（東和中出身）は、今年の大聖寺高校の目標である「文武不岐」を念頭に、バレー部での活動を通して、「プレーの上達だけがその目的でなく、そこから何を学び自分がどんな人間になりたいかを考えることが本当の目的であると学んだ」と述べ、担任の先生やクラスの仲間のおかげで互いに励ましあい一緒に頑張れることができたこと、そして、生まれてから18年間支えてくれた家族への謝辞が述べられていました。

　同窓会から卒業生へ卒業証書ホルダーが記念品として贈られ、154名の卒業生がそれぞれの道に向かって巣立っていきました。